夢とはそもそも何か
どんな伝承か
岡山市のI・Hさんは、大学四年の夏休みに香川県坂出市の実家に帰省し、自分が交通事故で死ぬ夢を見た。あまりに鮮明で、夢と言い切ってよいのか迷うほどだったという。著者は、内容的には臨死体験そのままだが、本人は完全な健康状態だったから臨死体験とはいえないとして、二つの解釈を示す。一つは死後の世界を実際に体験したとする現実体験説で、魂の肉体からの分離は死ぬときだけでなく特別な場合にも起こり得るとする。もう一つは、臨死体験も夢もすべて体験者の脳が作り出したイメージにすぎないとする脳内現象説である。
原典より
内容的には、臨死体験そのままである。—— 臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)
トム・ソーヤーの変身・オメガプロジェクト・色を聴く(共感覚)・クンダリニー覚醒・時間なき世界・光の存在/光の世界・星への旅・体外離脱とは何か・脳と心の関係・シルヴィウス溝・死のリハーサルなど全章にわたり、臨死体験者の証言(弟の気持ちを知る・ベトナム帰還兵・登山家の奇跡)と、ムーディやケネス・リングらの研究、脳科学的解釈を縦横に検討。