一九九八年、林加代子さんの長女、和音ちゃんがいった
どんな伝承か
一九九八年、山口県徳山に住む林加代子さんの長女・和音ちゃんが「マサコちゃんというお姉ちゃんと遊んだ」と繰り返し話した。幼稚園の名簿にも近所にもそのような子はいない。加代子さん自身も幼い頃、自分の名はマサコだと言い張り、両親が前世の生まれ変わりかと動転したことがあったという。その後、夫の転勤で一家は岩手県盛岡に移った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。