コックリさんがあのお爺さんを呼んだのか
どんな伝承か
大阪の吹田市に住む十四歳の少女が、学校の教室でコックリさんをして遊んでいた。友達数人でお手洗いに行き、教室に戻ると、隅に見知らぬ老人が座っているのに気づいた。近所の人かと思い声をかけようとそばに寄ると、老人はみるみるうちに煙のように消えてしまった。友達は皆悲鳴を上げて逃げ出し、あとになって、これはコックリさんのせいではないかと話し合ったという。うつむいて頭の毛が白く薄い、寂しそうな老人の姿は今も忘れられないと少女は語った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和)