お化けについてラジオで話そう
どんな伝承か
一九七四年三月五日、大阪の千里丘にある毎日放送から、お化けの有無について話してほしいという電話が平野威馬雄に入った。ワイド番組なので十分に時間をとり、聴取者から電話で自由に体験談をしてもらい、それについて感想を述べるという趣向だという。面白そうなので引き受けた。深夜の小さな録音室にはアナウンサーと平野の二人だけで、電線の彼方から幽霊体験者の声が次々に訴えかけてくる。平野は自身の体験として、死んだ息子の嫁の足音が二階の書斎の襖の外まで来てコップの触れ合う音を立てたことなどを語った。
原典より
・真夜中に鳴ったピアノ・写真に写ったお化けの手・死出の旅に愛用の松葉杖をとりにきたおばあちゃん・何故、テルテル坊主が真昼間に現われたの?・橋のたもとに子供を抱いたおばあさんが!・コックリさんがあのお爺さんを呼んだのか・幽…—— お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和)