飛騨川バス事故現場の幽霊
どんな伝承か
一九六八年(昭和四三年)八月十八日、岐阜県の飛騨川に名古屋発の観光バス二台が転落し、一〇四名の死者を出した。事故現場の慰霊塔には今も供物が絶えず、夜な夜な赤ん坊の泣き声や、若い女の幽霊が「名古屋へ帰りたい」と車を停める噂が絶えない。白川郵便局員だった渡辺恒夫さんは、車のボンネットにもたれてゲロを吐く白いブラウス姿の女の幽霊に遭遇し、白川商店街の青山哲雄さんら七人は、川に浮いて消えていく水色のワンピース姿の女を目撃したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集