ムジナの和尚と一の谷
どんな伝承か
和尚はムジナだった。生徒を集めて字を教えていたが、昼寝をしているところをしっぽを見られてしまった。「隠しごとにならねえ」と言って、生徒たちと別れることになった。「一の谷の合戦をやってみせる」と言い、赤門に頭をからませ、黒門にしっぽをからませて、その合戦を見せたという。「これで俺はお別れだ」と言い、それっきり坊さんは姿を見せなくなったと伝わる。邑楽郡明和村南大島に語り継がれた話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
群馬県史 資料編 27(群馬県史・江戸時代~明治時代の記録編纂)