ひともっこ山(高浜)
どんな伝承か
むかし、お天狗様が赤城山をつくり、榛名山をつくったという。お天狗さんは人知れず山をつくっていたので、ニワトリが鳴いて夜が明けると姿をくらました。お天狗様は富士山より大きな山をつくりたいと思って山をつくりはじめたが、あとひともっこ分の土をのせればちょうど富士山ほどの高さになるというところでニワトリが鳴いたので、そのひともっこ分の土を放り出して山をつくるのをやめてしまった。残した山をひともっこ山という。お天狗さんは残念なことをした、くやしいといって足をふんばり、ぐるりと回った。それがひともっこ山のこちら側の、深く掘れたところだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
群馬県史 資料編 27(群馬県史・江戸時代~明治時代の記録編纂)