夜、二、三人で夕涼みをしていたら遠くの森の方から、ポ
どんな伝承か
島尻郡玉城村での話。夜、二、三人で夕涼みをしていたら、遠くの森の方からポッと火が上がった。相当大きな火であった。あれはタマガイだと思い、その場所はどこだろうと考えてみると、墓の上であった。その一週間後に、その墓の家の人が亡くなったという。今、六十九歳くらいの人が、十五、六歳の頃に見た話だそうである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。