白子
どんな伝承か
昭和二十五年頃、埼玉県和光市白子に住んでいた新坂和男は、子供の頃、家から三軒ほど先に住むおじいさんが死ぬ夢を見た。目覚めてからも妙に気になり、変だなと思いながら過ごしていた。すると三日後、夢に見た通りそのおじいさんは本当に亡くなった。ただの子供の頃の夢が、そのまま現実になった不思議な出来事として今も記憶に残っているという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。