下関市秋根本町に関連する伝説や怪異についての記録
どんな伝承か
山口県下関市秋根本町の話。昭和六十一年七月、中国電気工事株式会社の事務所・倉庫を建設するにあたり、工事前の現況写真を撮影したところ、写真に写った電柱にピンク色の女の足が写り込んでいた。現像のミスかと思い何度も現像し直したが消えず、おはらいをしてほしいと相談に来た人があった。近所の古老にその話をすると、現場近くの高ぶせ橋のたもとで行き倒れた女性がいたことがあり、その霊が成仏できずにいるのだろうと語ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))
松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。