名も知れぬ七人様をめぐる念仏
どんな伝承か
伊豆大島の野増村(現東京都大島町野増)には、「七人様」をめぐる語り物が伝わっている。「南無阿弥陀仏その昔、名をば知らねど七人様よ、何の御縁でここにきた」と唱えるもので、名も知れぬ七人をめぐる念仏の文句である。民俗叢話に載る伝えで、日本伝説名彙は各地の七人塚・七人御先などの条と並べてこれを収めている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。