延岡三角池のヲサ火
どんな伝承か
延岡付近の三角池では、雨の降る晩に筬火という炭火のような火が二つ現れるという。明治半ば頃まではこれを見た者があった。昔、二人の女が筬をめぐって争い池に落ちて死んだためで、今もその二つの火が現れて喧嘩をするのだと伝えている。名古屋付近にも勘太郎火という同様の二人連れの火があるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。