御霊代(神式の位牌)
どんな伝承か
門司区大里本町では、仏式の位牌に相当するものとして神式の御霊代がある。法名にあたるものは無く、生前の氏名の下に霊位を付して記す。大きさは一定しないが、高さ十センチメートルほど、一辺二・五センチメートルほどの直方体の木に台がついたもので、正面に「○○○○命」あるいは「△△△△大人命」などと書く。六十歳ほどを超えた者は男性に大人、女性に刀自を付け、子供は男子を郎子、女子を郎女と記す。側面や裏面には生年月日、帰幽の年月日、続き柄などを記載し、御霊舎にまつる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。