世襲と推薦で決まる氏子総代
どんな伝承か
氏子総代の決め方には、家で受け継ぐやり方と人を推すやり方がある。下香月では香月一帯の大地主だった久野家が代々その役を継ぎ、世話人のほうは毎年三月に入れ替わる。貫では信心が篤く人望のある者が選ばれ、合馬では隣組ごとに一人ずつ立てる。祭りの費用や社殿の修理など、神社を保つための金は氏子が出し合うが、その集め方は土地によって違い、貫と下香月は寄付を募り、天籟寺と合馬は氏子めいめいに割り当てる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。