毛髪を飾る淡島明神の笈
どんな伝承か
大里には昔、淡島明神をまつった笈を背に負った者が回ってきた。笈の周りには人の毛髪や色とりどりの布切れが飾られており、雑多な物を並べ立てる様子をこの土地で淡島さんのごとあるというのは、その姿から出た言い回しだという。笈を負った者は家の門口で経文を唱え、住人が賽銭を差し出すと礼を述べて次の家へ移っていった。近ごろはその姿もほとんど見かけなくなっている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。