干ばつの年だけの雨ごい石田楽
どんな伝承か
上石田の綿津見神社(竜王社)と下石田の六社大神社(明神社)の境内では、雨ごいの石田楽が舞われる。県の無形民俗文化財だが毎年の行事ではなく、ひどい干ばつの年に限って二日だけ演じられる。その年の申し立てを出した集落の社から先に舞い、申し立て役の少年は両集落が代わる代わる出す。舞い手は申し立て一人のほか杖使い二人、笛四人、鉦四人、団扇二人、頭楽を含む太鼓打ち十二人の二十五人。装束は道原楽とほぼ変わらないが、太鼓打ちが背負う赤地の小幟には仰神威祈雨と墨で書かれる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。