辻三の辻岩様(陰陽石信仰)
どんな伝承か
小倉南区辻三にある「清岳大明神」は、地元では「辻岩様」あるいは「辻うら様」の名で通っている。ツバキの木の下に女陰石をまつり、その後方に陽石をまつる陰陽石の信仰で、男女の性病に御利益があるといわれ、祈願して平癒すると男根の形の棒を奉納する。また病気にかかった者が参拝して、この女陰石に白粉を塗る風習もある。京都郡犀川町の生立八幡と辻岩様は片参りはできないという口承も伝わる。祭礼は四月三日と九月十五日で、地区の人々は弁当を持ち寄ってお籠りをし、一日を過ごす。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。