神座遠の松(ほうおう松)
どんな伝承か
長野県小海町の御射山の原、松原神社から西北へ約一キロの坂上に、幹が八本に分かれ鳳凰が翼を広げたように伸びた五かかえもある赤松の大木があった。御射山の神事の際には神様の御小休所となり、根元には明和七年の年号を刻んだ石の祠があって山の神を祀っていた。この松は風のない日でもいつも鳴っていたと伝えられるが、現在この名木は枯れてしまい、幹の根元だけがその名残をとどめている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
信州七不思議(降幡利治・江戸時代~昭和期の伝承集約)