シマクサラシの由来
どんな伝承か
久良波首里殿内では牛を飼っていた。あるとき、そこの娘がある男と仲睦まじくなり、妊娠した。やがて子供が生まれたが、この子の背中には牛の角の形が入っていたそうだ。牛は、子供の背中にある角の形は自分が入れた、私を殺して多くの人に肉を上げて、それから骨を飾って悪払いをしなさいと言った。それから、八月のカンカー(シマクサラシ)が始まったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。