猫岳
どんな伝承か
南郷谷から阿蘇谷へ峠を越えていく途中で日が暮れ、あかりの見える家に一晩泊まった旅人がいた。夜中にガリガリと骨をかじる音がして戸を開けると、猫が人を食べていた。「早く逃げなさい、またやられるから」と告げてくれた別の猫は、実は自分の飼い猫だった。夜が明けてそこを見ると、人骨がたくさん残されていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第14巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全75話(熊本・宮崎・鹿児島=南九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。