おさん狐
どんな伝承か
昔、女に化けたおさん狐が、男と夫婦になって暮らしていた。ある日、夫に尻尾を見られてしまい、悲しんで自分の指を切り、その血で「恋しくば訪ねてござれ……わたしゃ篠田の森にすむ」という歌を障子に書き残して姿を消したと伝える。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。