義経の北国落(1)
どんな伝承か
源義経の一行が奥州へ行くとき、この高岡市太田を通って雨に遭い、弁慶が大岩を持ち上げて岩屋を作り、そこへ入って雨宿りしたという義経岩がある。高岡市伏木の気多神社には弁慶の足跡や拳の跡などがあり、義経一行の通過地の一つとして知られる。高岡市頭川では、義経が国吉の奥の頭川の山道にさしかかったとき、大岩が道に落ちて歩けなくなったのを、弁慶が転がして無事通過できたという話がある。高岡市立野には開発屋安右衛門という家があり、義経一行はこの立野から小矢部川を川舟で渡って雨晴へ出たと伝え、その折に安右衛門宅で休んだのだという。
原典より
源義経一行が奥州へ行くときこの高岡市太田を通り雨にあい、弁慶が大岩をウーンと持上げて岩屋を作り、そこへ入って一行が雨やどりしたという義経岩がある。—— 日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第6巻』所収の「文化叙事伝説」全44話(福井・富山・石川=北陸)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。