馬を下りねば祟る沖の長下り
どんな伝承か
沖村にはかつて信州へ抜ける往還が通り、九之坪村を経て山王社すなわち日吉社の前を過ぎていた。旅人はこの道を来て社の前にさしかかると、必ず馬を下りて拝んだという。そうしなければ神の祟りを受けると信じられていたからで、これを沖のナガオリと呼んだと『雑志』『徇行記』は記している。今この言い伝えを語る者はない。
原典より
沖村には、むかし、信州へ通じる往還があり、九之坪村を経て山王社(日吉社)の前を通っていた。—— 西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史・自治体史(民俗))
『西春町史 民俗編2』第四節ほか所収の霊と神・祈禱・怪異・地名伝説。愛知県西春町(現北名古屋市)に伝わる信仰と怪異を採録する。