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鏡田

所在地茨城県龍ケ崎市(鏡田)
登場奉公人
出典竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異

どんな伝承か

下町の鏡田と呼ばれる田にまつわる話。奉公をしていた人が、鏡を見る暇さえないと嘆き、その田を通るたびに水面に自分の姿を映して眺めていた。けれども奉公のつらさに耐えきれず、とうとうその田に入って死んでしまったという。それからは幽霊が出るといわれ、作るとよくないとされて、その田を耕す人はいなくなった。こうした入ってはならない田は病人田と呼ばれている。

原典より

下町に鏡田って言うのあって、奉公してた人が鏡も見るひまないって言って、そこ通るとほら、通るたんびに水写して、水鏡に写して、毎日見ていたけども、その人が辛くて辛くて、その田に入って死んじゃったって言うんだよ。—— 竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書)

『竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異』は、竜ケ崎市史の民俗調査報告書の一冊である。大塚・板橋・塗戸・半田・薄倉・大徳・宮渕・佐沼などの集落で昭和五十九年から六十年に聞き取った昔話と伝説・世間話を、話者の集落・性別・生年と採話の日付を添えて、語りの言葉のままに収める。伝説・世間話は「土地のはなし」として集落ごとにまとめ、狐に化かされた話、塚の火の玉、沼の大蛇などを並べ、昔話には話型の番号を付す。

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幽霊病人田水鏡

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