飛岡の笠薬師(カサ薬師)
どんな伝承か
飛岡の用水池の上にある薬師様は、以前は久之木の鯖石川の丘の上、杉森の中にあったという。この薬師様はカサ(梅毒)薬師といい、南条・加納・善根・石曽根方面から参詣があり、土地の人びとはデキモンの神様とよんだ。この薬師を拝むときは、どんな病気であっても「カサの病気で困っています。どうか治して下さい」と祈らなければならないとされる。「デキモンを治して下されば、豆一から(一鍋)を煎って供えます」と願をかけ、ひところは供物の豆で一杯だったといわれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史・自治体史(民俗))
新潟県柏崎市の信仰と俗信を網羅する。