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行基の湿疹を癒した塩江の霊泉

所在地香川県高松市(塩江温泉)
年代伝承
登場行基、菊池四郎太夫、聖権現、語り手、伝承者、湿疹を患い霊水に浸かった僧、業病が全快した阿蘇の人物、霊水の在処を教えた聖
出典新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説

どんな伝承か

行基菩薩が安原へ来たとき、ひどい湿疹に苦しんでいた。そこへ一人の聖が現れ、この谷の岩部の奥に霊水があるから身を浸すとよいと教えた。聖は聖権現であり、行基が浸かったのが塩江の湯だという。別の言い伝えでは、九州阿蘇の菊池四郎太夫が業病を患い、行基の刻んだ薬師如来に三七日の祈願をこめたところ、讃岐の井原の庄にある塩江の霊泉に身を浸せば治るとの告げを受けた。四郎太夫がそのとおりにすると全快したという。湯は少し塩気があるので汐の井とも呼ぶ。

原典より

行基菩薩が安原へやって来られた。—— 新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗)) より引用
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出典の文献について

新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))

香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。

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