生まれてくる子供の性別の予知
どんな伝承か
生まれてくる子の性別を予知する俗信。大日向・余地・上区・曽原・高野町・花岡・四ツ谷では、妊婦の顔がきつくなる、やつれる、眼つきが鋭くなると男、そうでなければ女と読んだ。腹の形では、とがっている、前に突き出ていると男、丸い、前に出ずに尻が出る、横広ではばったいときは女とする。胎児の動きが烈しいときは男、前に生まれた子の内股のくびれが奇数なら男、偶数なら女とし、出産予定日より遅れると男、早ければ女と予想した。平林だけは、分娩の月に初めて訪ねて来た人の性が生まれる子の性になるといい、前の子の首ねっこの毛がまとまっていれば男、分かれていれば女とした。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐久町誌 民俗編――俗信(佐久町(編)・佐久町誌・自治体史(民俗))
長野県『佐久町誌 民俗編』所収の俗信。佐久町(現佐久穂町)に伝わる予兆・占い・まじない・物忌み・民間療法を地区ごとに採録する。