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天候の予知(全域共通)

所在地長野県南佐久郡佐久穂町
年代伝承(明治〜昭和)
登場浅川満雄、佐久町の人々、高野町の調査報告者
出典佐久町誌 民俗編――俗信

どんな伝承か

佐久町のどの地域にも通用するとされた天候の予知。雲が東から西へ動けば遠からず雨、西から東へ動けば天気になるとし、うろこ雲やひつじ雲、日や月のかさは雨の前ぶれとした。朝虹が立ったら大川を越すなと戒め、夕虹や夕焼けは晴れとする。子供や雀や蛙が騒げば雨、猫が足で顔をこすって耳を越せば雨、ミミズが這い出せば雨など、身近な動物の動きにも兆しを読んだ。冬にあかぎれが痛めば雪、古疵や神経痛が痛めば雨か雪と、自分の体の具合も手がかりにした。地震の起きた時刻で天候を占う「六つ八つ風に、四つ日照り、五七の雨に、九はやまい」という言いならわしもあった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐久町誌 民俗編――俗信(佐久町(編)・佐久町誌・自治体史(民俗))

長野県『佐久町誌 民俗編』所収の俗信。佐久町(現佐久穂町)に伝わる予兆・占い・まじない・物忌み・民間療法を地区ごとに採録する。

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