石切神社参道の易占所群
どんな伝承か
占いが辻占いの時代から、店が寄り集まって大きくなる形へ移り変わっている例として、成田山新勝寺の易占長屋と並べて挙げられているのが、生駒山のふもとにある石切剣箭神社である。その参道沿いには、易占所がおよそ四十から五十軒も並んでいると言われる。占い師が一か所に集まり、占いの街道そのものが大きくなっていく流れを示す場所とされ、東京の原宿の竹下通りにも同じような占いの集まりができているという。
原典より
生駒山麓石切剣箭神社参道沿いには四、五十軒の易占所があると言われている。—— なぜいけない-占いオカルト新新宗教-ブームが問いかけるもの(田村昭二・1992年(平成4年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
なぜいけない-占いオカルト新新宗教-ブームが問いかけるもの(田村昭二・1992年(平成4年))
『なぜいけない-占いオカルト新新宗教-ブームが問いかけるもの』は、牧師の田村昭二がキリスト教の立場から、一九九二年当時の占い・オカルト・新新宗教のブームを批判した本である。人相・手相・西洋占星術・姓名判断など十一種の占いを紹介し、コックリさんや霊能力者の金銭被害などを新聞・雑誌や著者の見聞から引く。オウム真理教と幸福の科学には著作の一覧で軽く触れ、後半で聖書が占いや霊媒を退ける箇所を示して、七章をクリスチャンの対処法八か条で結ぶ。