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沖縄戦で、戦友に不動さんを信じておった者がおった

所在地広島県庄原市
年代現代
登場米花斌、小山数馬、話者、話の出所
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

広島県比婆郡西城町(現・庄原市)で聞いた話。沖縄戦で、戦友に不動さんを信仰している者がいた。その男が「わしは、何月何日に死ぬ」と予言したので、信仰家のことでもあり、本当だろうかという気持ちを抱いていた。それから相当たったある日、砲弾が落ちてきてすさまじい爆風が起こった。見るとその人は死んでおり、しかも傷が一つもない。傷がないのに往生していた。その日がちょうど本人の予言した日で、不思議なことがあるものだと思ったという。東城町カワドリの小山数馬から聞いた話である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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