成城の家で足首を引かれた夜
どんな伝承か
引っ越したばかりの成城の家で、横尾忠則が寝ていると、表で戸を叩く音が七回した。起き上がろうとしても何かに強く押さえつけられて動けない。子供が乗っているようだと感じたその時、左の足首をつかまれ、猛烈な勢いで引っぱられた。思わず大声を上げて跳ね起きると、目の前の本箱のあたりに、途方もなく大きな男の体がぶわりと浮かんで見えた。すぐ明かりをつけたときにはもう消えていたが、全身に汗をびっしょりかいていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和)