篠山に現れた川上氏の生き幽霊
どんな伝承か
昭和二十七年四月、丹波篠山の近くの母子という部落で、山田(仮名)家の奥さんが、黒い長い僧服のような姿の若い男が鞄を下げて山根(仮名)家に入っていくのを見た。山根家を訪ねると誰も来ていないと言われ不審に思ったが、その数時間後、その姿そのままの川上正次郎が何の予告もなくこの部落へ入ってきて一同を驚かせた。川上氏自身は「その時刻に大変行きたいと思った」と語っており、生きている人間の生き幽霊とされる一例である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
世界心霊科学大系 3(仁宮武夫・心霊科学大系・昭和)