トップ新潟県の伝承見附市

もう四○年位前にきいた話です

所在地新潟県見附市
年代現代
登場小沢清子
出典現代民話考 10 狼・山犬、猫

どんな伝承か

新潟県見附市でおよそ四十年ほど前に聞かれた話。身寄りのないおばあさんが一匹の猫と暮らしていた。年老いたおばあさんは自分が死んだ後、誰も猫の面倒を見てくれないだろうと案じ、そのことを猫に語って聞かせた。すると猫はその話を聞いていたかのように、まもなくどこへともなく姿を消し、二度と帰ってこなかったという。おばあさんは「私の気持ちを分かってあの子はいなくなったのだ」と涙をこぼしながら語ったと伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)

松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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