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屋敷

所在地長野県下水内郡栄村屋敷
年代現代
登場山田亀太郎、善吉、文五郎、体験者
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

長野県下水内郡栄村屋敷での話。話者の実家の父・善吉が、小赤沢の文五郎と二人で檜俣へ兎とりに入った。空はまっ青で申し分のない天気だったが、並んで歩いていると、遠くから飛行機のようなドンドンという大きな音が近づいてきた。「あれは何の音だ」と言ううちに空はいちめん曇り、唐箕に似た形の雲のようなぼやぼやしたものが、ものすごい勢いで音を立てながらシューと通り過ぎた。二人はあおられて吹き飛ばされ、文五郎は向こうへ投げられ、善吉もつんのめって倒れ、それが通り過ぎるまで頭を上げることができなかった。昔の者はこれを「通りもん」が通ると言ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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**天狗のいたずら**

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