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久米島

所在地沖縄県島尻郡久米島町字仲泊
年代現代
登場長田朝久
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

語り手が五、六歳の頃、久米島の仲泊に住んでいた。梅雨のころのある日、兄と部屋の中で遊び、疲れて雨戸を五寸ほど開けて外を眺めていると、背丈二尺五寸ほどの、いくぶん青みがかった小人のようなものが現れ、庭に置いてあった水がめの前をゆっくり歩いて行った。立って歩く大きな蛙のような格好で、よちよちと進む横姿を兄弟で見たという。二、三日して二人は同時にやいとをされたような刺激を受け、語り手は臍に、兄は陰茎の先が水ぶくれになり、父からあの変な者に悪戯をしただろうと叱られたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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