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たばこを呑んで死んだ鹿野山のウワバミ

所在地千葉県君津市鹿野山
年代寛政三年(一七九一)
登場たばこ売りの商人
出典房総の年輪

どんな伝承か

君津郡の鹿野山に大蛇が出るという話が、およそ百八十年前に書かれた譚海の巻七に載っている。書物ではこの山を加納山と記す。山では毎年人が消え、ヒヒという獣の仕業だろうと言われていた。ところが寛政三年の夏、たばこを背負って山の麓を通りかかった村の商人が、山鳴りとともに現れた大きなウワバミに呑まれかけた。商人はどうにか逃げのびたものの、背負っていたたばこは呑みこまれてしまう。のちに大蛇が死んでいるのが見つかり、たばこを呑んだせいで死んだのだと評判になったという。

原典より

君津郡の鹿野山のウワバミのことが、約百八十年ほど前に書かれた『譚海』の巻七に記録されている。—— 房総の年輪 より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

房総の年輪

編『房総の年輪』を全93話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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