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塚ごとに松を栽える松林の墓地

所在地新潟県村上市岩船
年代明治40年6月(旅中見聞)
登場柳田国男、観察者
出典定本柳田国男集 第3巻

どんな伝承か

明治四十年六月、新発田から村上へ向かう途中、柳田国男は岩船の近くで松林の中の墓地を見た。松の大きさがひどく不ぞろいなので、よく見ると、塚ごとにその上へ松を植えているのであった。またその日、大岩川とかいう所では葬式の行列に行き会い、列の人々が皆白い襷を掛けていたという。

原典より

昨日途上所見、岩船の近くにて松林中の墓地、松の木に著しき大小の差あり。—— 定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第3巻(柳田国男・定本柳田国男集)

『定本柳田国男集 第3巻』は、柳田国男の紀行・日記・随筆を集めた著作集の一巻である。相模・武蔵の村々を歩いた「水曜手帖」、昭和二十三年八月の自序を持つ「北国紀行」、明治四十三年の「五十年前の伊豆日記」、国際聯盟の委任統治委員会に勤めた大正十一年の「瑞西日記」と「ジュネーブの思ひ出 その他」を収める。後半の「菅江真澄」は昭和十七年二月の序を付け、真澄の著述と旅の跡を年を追ってたどり、写真解説を添える。

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