東山温泉街道の近藤勇の墓
どんな伝承か
戊辰の傷跡がいまも残る会津若松に、なぜか新選組隊長近藤勇の墓がある。記録の上では近藤の墓は東京・三鷹市の竜源寺にあるとされ、板橋の刑場跡にもあるといわれるので、合わせて三か所に存在することになる。会津のものは、副長の土方歳三がこの地で官軍と戦っていたことから、彼の手で建てられたのではないかと推測されている。ただ近藤自身は流山で捕らえられて板橋で処刑され、首は三条河原にさらされたと伝わるため、誰が墓を建てたのかは謎に包まれたままである。墓は東山温泉へ向かう街道の左手にある寺の裏山に立ち、戒名と丸に三つ引きの近藤家の家紋が刻まれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集