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大河原の足利直義遺子自害伝説

所在地長野県下伊那郡大鹿村大字大河原
年代中世
登場足利直義の遺子行義
出典定本柳田国男集 第2巻

どんな伝承か

大河原村では、かつて足利直義の遺子行義が附近の武士に攻められて自害したという伝説もあったという。もっともそれは、もはや土地の人々も主張しないであろうと柳田は書いている。これに対して一方の南朝皇胤の伝説は、誰の作為であったか神の名も尹良親王と書き、良の字を「なが」と訓むことが明らかになってからは、それに相当する唱え方をする人が多くなり、全く土地の口碑とは縁が切れて二つの流れの語りごとになってしまった。これだけは文字の教育の無い者には出来ない仕事だという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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