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勘七猫塚

所在地埼玉県所沢市所沢(勘七猫塚)
年代江戸時代
登場ばくち打ち勘七、女房およし、子分常次郎、勘七、およし、常次郎、ばくち打ち・猫塚を建てた者、勘七の女房/その名を騙った猫、勘七の子分・正体を見破り殺された者
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 中

どんな伝承か

所沢の昔話だという。所沢に勘七というばくち打ちがいた。女房のおよしは胸の病で苦しんでいたが、子供にいじめられていた子猫を助けてやると病が治り、勘七も賭場で勝ち続けて羽振りが良くなった。あるとき勘七は八王子の賭場で負けが込み、常次郎を所沢へ金の無心にやった。翌日戻った常次郎は、およしが猫に化けて子猫を踊らせ、三味線を弾いていたのを見たと告げる。問い詰められたおよしは正体を明かした。元のおよしになりかわって尽くしてきたが、見破られたからには七日のうちに仇をなすと言い残して消えた。七日目の真夜中、常次郎は喉を食い切られて死んでおり、そばには舌を噛んだ猫が死んでいた。勘七は塚を建て供養したという。

原典より

所沢に昔、勘七というばくち打ちがあった。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説))

韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』(歴史伝説の巻)を全608話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。埼玉県下の歴史伝説(塚・城址・古戦場・武将〈新田義貞・畠山重忠・太田道灌ら〉・史跡・寺社縁起等)を、所在地(市町村・字・社寺)と出典(新編武蔵風土記稿・各市町村史等)を付して体系的に集成した中巻。

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