31. 山姥
どんな伝承か
城川の赤根の猟師が成仏のじずみの山で山姥に出会った。山姥は自分が神田中井の家から出た者だと三代も後の人の名まで知っており、家を出たときに着ていた浴衣がまだ肩に付いているうちは人に災いをなさないと語った。神田家では夏冬二季の祭に山姥が帰ってくるという。山姥は木の実や萱の実を食べて何代も生き続けているとされ、神田家の倉の二階に祝った物を西の竹山へ移したところ、元の場所へ戻すよう夢のお告げがあり再び二階に祝い直したと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大分県の民話 第3集(土屋北彦・大分県の民話シリーズ・昭和期(推定:20世紀中盤))