トップ > 千葉県の伝承 > 千葉市

千葉寺恋しと鳴った戻り鐘

所在地千葉県千葉市中央区千葉寺町(千葉寺)
年代伝承(弘長元年銘)
登場—
出典千葉市の伝説

どんな伝承か

千葉寺には、弘長元年十二月二十二日の銘を刻んだ梵鐘があったという。鋳直すために江戸へ出したところ、鐘がひとりでに「千葉寺、千葉寺」と悲しげに鳴りだしたので、人々は恐ろしくなって千葉寺へ送り返した。そこで戻り鐘の通り名で知られるようになったが、文化年間より後に行方が分からなくなってしまったという。

原典より

改鋳のため江戸に出したところ、ひとりでに「千葉寺・千葉寺」と悲しげに鳴り出したので恐しがられて再び千葉寺に戻されたという。—— 千葉市の伝説(平野馨) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

千葉市の伝説(平野馨)

『千葉市の伝説』は、平野馨が千葉市内に伝わる伝説をまとめた文章である。日本武尊と弟橘媛、行基、千葉氏の祖と天女、源頼朝、徳川家康・家光にまつわる話を中心に、神社仏閣・塚・泉・池・橋・地名の由来や、千葉笑い・雨降かっこなどの行事の起こりを集める。四十三の短い項を古代から近世へおおむね時代の順に並べ、多くの見出しに町名を添え、ところどころに別伝や発掘調査の結果を書き添える。

種別から探す

梵鐘千葉寺怪異鳴動

千葉市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『千葉市の伝説』の伝承