頂吉の山の神の禁忌日
どんな伝承か
小倉南区頂吉の飾淵では、一月・五月・九月・十二月の二十日を山の神の安息日といい、山に入ることを禁じている。とりわけ十二月二十日は「はつる二十日」といって、山中に入ることはもちろん、謡がとりわけ厳禁された。また同じ地区の紙屋(頂吉貯水池の築造で水没した)では、一月・五月・九月の各七日と十一日、二十日を「しょう、ご、くがつ」といい、この日は山の神の会議日とされ、山に入って会議の場所に遭遇すると大変事が発生すると伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。