おたのもうすの窪
どんな伝承か
沓野村に婿養子として来た與兵衛は、山仕事に不慣れなまま村人について山へ入り、大木を切り倒した際にその下敷きになってしまった。「おたのもうす、おたのもうす」と苦しい声で助けを求めたが誰も気づかず、そのまま息絶えた。それ以来、この山に入る者は「おたのもうす」と三回唱えて頼まなければ方向がわからなくなり山奥に迷い込んで出て来られなくなるといい、その一帯は「おたのもうすの窪」と呼ばれるようになった。沓野山七不思議の第一とされる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
信州七不思議(降幡利治・江戸時代~昭和期の伝承集約)