金毘羅社をのせた天狗の飛石
どんな伝承か
秩父市の下影森に、天狗の飛石と呼ばれるものがある。その岩の上には金毘羅社が祀られている。同書は天狗抛石の類をまとめて解説し、山の中で岩が落ちたり飛んできたりするのを天狗の仕業と考えたものだとする。天狗はもともと日本固有の山の神の一種であったものが、後にその信仰が失われ、零落して妖怪の一つに数えられるようになったのだという。
原典より
下影森に「天狗の飛石」というのがある。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(上巻)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(上巻))
韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 上』を全487話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(巻中の<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。