七城
どんな伝承か
喜界町志戸桶に伝わる。十三世紀の初め、平資盛に率いられた平家の一党が沖名泊から上陸したという。泊の上の小山には天神の社があり、平家が海上の平安と、帰参・武運の加護を願って神鏡を御神体として祀ったものだと伝えられている。上陸した平家は地を卜して、志戸桶と佐手久の両村の境にあたる茅畑に城を構え、これを七城と称した。三年ここにいて、のち大島へ渡ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。