屋富祖の井戸
どんな伝承か
多和田井戸のそばを通りかかった旅人が、そこで水汲みをしている老婆に、水を下さいと願った。老婆の親切な心づかいを喜んだ旅人は、村で困っていることはないですかと尋ねた。老婆は、二度のウマチーと夕立ちは大変ですと答えた。それ以来、津波古では六月の稲の祭りを行わなくなり、そして夕立ちも降らなくなったということだ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。