人柱(お鶴・市太郎)
どんな伝承か
小城郡芦刈町川越の牛津堤防は、享保六年の大水以来、再三工事をしても効果がなかった。人柱を立てるという噂が広がると、これを聞いた浜枝川の清東院が不動明王を抱いて堤防に飛びこんだ。また人々の必死の工事によって堤防はせきとめられた。人々は助かった清東院に祭田を寄進し、今もそれを清東院田として伝えているという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。