馬場の四所神社
どんな伝承か
東みよし町(旧三加茂町)の金丸八幡宮にまつわる話。八幡宮は山の中腹にあったが、ある年の十月十四日の祭礼で、暴風のため灯明をあげられず麓で祀ったところ、夜、山上で灯明があかあかとともり、太鼓の音が聞こえた。折しも藩主の行列が通りかかると一歩も進めなくなり、八幡に向かって山麓に宮の敷地を用意すると約束すると、行列は進むことができた。翌朝、山上の社殿はひとりでに平地へ降りていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。