柴原を田に変えた寝太郎の目覚め
どんな伝承か
田中に語られる寝太郎の話。三年三月ものあいだ寝てばかりいた男が、ある日ふいに起き上がり、厚狭に広がる柴原を掘り返して田に変え、川筋をつけて水を引いてみせたという。同じ寝てばかりの者でも、知恵のはたらく寝太郎ならよいが、ただ朝寝を重ねるだけの者はよくないと、戒めを添えて語り継がれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。